どうも。deathです。
今マニラのホテルでブログ書いてます。
午前中はポーカーテーブルがあまり立たなくて暇なのでブログを書く時間に当てたいと思います。
ってことでポーカー人生初のライブポーカーの結果と感想を書きたいと思います。
ちなみに画像の揚げパンはセブンで買ったやつですがかなりおいしいのでおすすめです。
Contents
マニラでポーカー初日の戦績
まずは戦績から。
レート | 25/50₱(≒US$0.5/1)in オカダマニラ |
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プレイ時間 | 10時間 |
収支 | -1175₱(=2,532円) |
時給 | -783₱/h(=-1,754円/h) |
レート | レート50/100₱(≒US$1/2) in オカダマニラ |
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プレイ時間 | 8.5h |
収支 | +12625₱(=27,205円) |
時給 | +1485₱/h(=-3,326円/h) |
25/50をプレイした感想
最初25/50₱に座ったんですがすぐに失敗だとわかりました。
25/50は貧乏な人に優しい設定なのかミニマムバイイン10bb,マックスバイイン100bbに設定されてました。
他のレートだとミニマム30bb、マックス300bbとかです。
で、実際に25/50₱に座ってみると、10bbでバイインしてる人が2人いて、他はみんな20~30バイインでバイインしてました。
え?100bbで普通にやる人私だけ…?
って感じで戸惑います。
で、実際にプレイが始まるとほぼ全部がリンプのマルチウェイポット。
あー、これが初心者テーブルかと。
ただチップやカードの扱いから明らかにシャークっぽい人が一人混じってました。
リンプのマルチウェイポットでも割とその人がポット取る率が高かったです。
なのでその人とやるときだけ気を付けようと警戒してました。
しかしそもそもプリフロでレイズで参加できるハンドが一切配られず、何人か飛んだんですが飛んだ人が10bbでバイインするのでショートスタックばっかり。
これリンプにアイソレイズしたらSPR小さくなりすぎてスキルエッジ活かせなくね?って思ってレート上げることにしました。
まぁ長時間プレイしたら間違いなく勝てるけど、分散で負けることは大いにありうるし、そもそもこのショートスタックばかりの状況だと運ゲーになりやすいからおいしくないと判断しました。
ちなみに1時間半で私は一度もポット取れなかったので負けで終わりました。
50/100₱をプレイした感想
レートを50/100₱に上げた途端、プリフロでレイズが始まって安心しましたw
オンラインでやってるようにいつも通りプレイできると思って。
しかし安心したのもつかの間で、50/100だとリンプとレイズが半々くらいだということがわかります。
というか基本はリンプで参加する人が多くて時々強いハンドが入ってる人がレイズする、もしくはシャークがスクイーズする、という感じでした。
そしてこのテーブルにはコーリングステーションフィッシュが2人いました。
その2人がチップばらまきまくっててやばかったですw
レート上げて正解だと思いました。
そのうち1人は金持ちでマックスバイイン(300bb)で参加してたのとアグレッションもそこそこあったのでほぼ飛んでなかったけど、50bbで参加してたコーリングステーションフィッシュはその日7回くらい飛んでて見ててかわいそうになりましたw
私も1回飛ばしたけどw
AKでコーリングステーションからまぁまぁなポット取るぐらいで、今日は全然ハンドが入らずプリフロ参加率10%ぐらいだった私ですが、ここでやっとAK2回目が入ります。
EPのレイズ400に対して1000に3betしたところ、後ろから4人にコールされて5wayになり、もっと大きくレイズしなかったことを後悔しました。
が、結果的に後ろの4人のうち2人(さっき言ってたコーリングステーション)からバリュー取れたので結果オーライ。
Aハイボードで5000ぐらいのポットに1500打って2人のコーリングステーションにコールされ、ターン8000のポットに2500打って1人が1500のショートオールイン、1人コール。
リバーは5500オールインして降りられちゃいました。AT持ってたそうです。
あとから考えると、ポットの金額的にフロップとターンはもっとデカく打ってもコールもらえそうで反省。
でもこの1ハンドで1万くらい勝ったのでかなり嬉しかったです。
ちなみに50/100という低レートでも3betポットだとベット額が2000₱とか3000₱とかになるんですが、これって日本円で5000円とか8000円とかなので貧乏な人だと結構マネープレッシャーあるかもしれません。
その日は100/200のテーブルも立ってたんですが、たぶん私が100/200プレイしたらマネープレッシャーがプレイに影響及ぼしそうです。
まぁそれよりもレベル的に100/200はきついと思うのでやりませんが。
フィッシュが去ってテーブルが辛くなってくるその後数時間経ったらさっき言ってたコーリングステーションフィッシュが退席してしまいました。
残ったのはまともな人ばかりで正直おいしくなくなりました。
しかもそのうち2人はルースアグレッシブなシャーク(少なくとも私にとっては)でかなり強い。
ただ不幸中の幸いでシャークは私の右に座ってたのでまだマシでした。
左は比較的タイトな人が多く、あからさまなフィッシュがいないこと以外は悪くない状況だったのでそのままプレイを続けることにしました。
シャークの1人からビッグポット2つ取る
シャークのうちの1人はどこかで見覚えのある顔でした。
ポーカーnowさんのツイートで見た顔なのでたぶんアジアの何かのトナメで優勝したことがある人ぽい。
なので警戒してたんですが、たまたまこの人からビッグポット2つ取ることに成功しました。
1ハンド目:フラッシュ>ツーペアでマックスバリュー
EP:リンプ100
シャーク(MP2):コール
私(CO):9♠8♠でレイズ700
全員フォールドしてシャーク:コール
フロップ:K♠6♣5♠(1750)
シャーク:ドンクベット1600
私:コール
ターン:Q♠(4950)
シャーク:ベット3000(バックスタック1万くらい)
私:レイズ8000(バックスタック5000くらい)
シャーク:オールイン
私:コール
リバー:4♡
私:show 9♠8♠
シャーク:マック
キャッシュだとオールインになってもマックできるので相手のハンドわかりませんがツーペアと言ってたのでおそらくKQ。
リンプコールなので65かもしれないけど。
で、このハンドはターンでレイズするか迷ったんですが、ターンチェックしてリバーで相手のアクション止まっちゃうのが最悪のシナリオ。
相手はフロップでポット近くのドンクベットしてたのでフラッシュからプロテクトしたいハンドでかつ結構強いハンド(ツーペア+)と読んでてターンでレイズしてもフルハウスへのアウツがあるからコールしてくれるんじゃないかと思ってレイズしました。
結果バックスタックが微妙だったこともあり、オールイン返ってきてマックスバリュー取れました^^
ちなみにこのプレイだけだと相手は割と読みやすいプレイしてるのでシャークじゃないじゃんって思うかもしれませんが、たぶんこのプレイは相手が私のこと舐めてただけでその後は普通に強かったです。
2ハンド目:ストレートブロッカー持ちでオールインをブラフキャッチ
シャーク(UTG)+2:リンプ
私(MP1):77でレイズ500
シャーク:コール
フロップ:T♡6◇5♠(1150)
シャーク:チェック
私:ベット700
シャーク:コール
ターン:8♡(2550)
シャーク:ドンクベット1700
私:コール
リバー:3♣(5950)
シャーク:オールイン8000くらい
私:コール
シャーク:show 44
このハンドはターンの相手の大きめなドンクベットがブラフかバリューか読めなくてストレートブロッカー使ってブラフレイズするか迷った末にコールを選択しました。
リバーはスナップオールイン。
このボードでオールインするハンドはストレートで、私は77持っててストレートをブロックしてるのでコールしてブラフキャッチ成功。
8000ペソのオールイン=日本円で2万以上ですが、ゲームに集中してたのでマネープレッシャーは感じずに済みました。
まぁたまたま最高のブラフキャッチカードを持ってたのでできたプレイですけどね。
AAでニットな欧米人からバリュー取り逃す
あとは大きなポットはほぼなかったんですが一つだけ。
その日初のAAが入りました。
でレイズしたら後ろのかなりタイトな欧米人にコールされます。
フロップ:AJ3r(950)
私ベット:500
欧米人:コール
ターン:T(1950)
私:ベット1300
欧米人:コール
リバー:5(4550)
私:ベット3000
欧米人:コール
私:show AA
欧米人:マック
欧米人はAJ持ってたそうです。
レイズしろよ!w
まぁそれまでその欧米人のプレイ見ててめちゃめちゃタイトなのはわかってました。
で、そのめちゃめちゃタイトな人がこのオリジナルに有利なフロップでスナップコールした時点で気づくべきでした。
ツーペア+を持ってると。
自分がAA持っててAブロックしてるのでバリュー取りにくいボードですが、この欧米人なら確実にAQ+は持ってる。
だからターンとリバーはポットベットやオーバーベットでもコールもらえたと思います。
欧米人はリバーコールされた時点でバックスタック5000くらいありましたがベットサイズ間違えてなければあの5000全部取れたなと。
まぁ普段あまり大きいベットサイズを使わない私にしては大きめのベットをしたつもりでしたが、それでも全然小さすぎました。
中国人シャークに笑われて自信なくす
その後はいいこと一つもなく。
実は私はシャークの1人からビッグポット2つ取った直後、25000₱勝ってる状態でした。
しかし最終結果は1万₱勝ち。
つまり後半だけ見たら1万5000₱負けでした。
なので勝ってるのに全然勝った気がしなくて、むしろ強烈な敗北感を感じてました。
俺ようぇーなと。
基本的にその日1日にプリフロが下振れててオフスートのゴミハンドばかり配られてたので私はテーブルで超タイトな欧米人の次にタイトでした。
ほとんどの人がVPIP40以上の中で私はたぶん15くらいだったのでみんなからタイトと認識されてました。
本来であればそのタイトなイメージを生かしてプリフロでアイソレイズや3betで降ろしたり、コールされてもCBで降ろしたりというプレイができるはずです。理論上は。
でも実際は全然できず、私がプリフロでレイズしてもたいていみんなコールするし、3betにも降りない。
私がCB打って相手が降りて終了した場面は1回もなかったです。
なぜかというとたまたま相手が当たってたのもありますが、舐められてたのも絶対あります。
タイトでストレートフォワードなプレイをする=ブラフの絶好のターゲットなので。
タイトでCBは打つけどそれ以上のブラフはあまりしてなかったのでたぶんシャークにとっては絶好のターゲットだと思われてたと思います。
言い訳するとマルチウェイが多いし、コーリングステーションも多いし、ブラフしても利益出なそうだったからそうなっちゃったんですが。
だからその日私はビッグポットいくつか取ってるおかげで収支はプラスっでしたが小さいポットは8割以上負けてました。
なので勝ってる気が全然しなくて体感負けまくってる感じしかしませんでした。
一番ひどかったのがプリフロです。
その日リンプが多いときに何度かレイズできるハンドが入ってるときに7~10倍くらいにレイズして何度かプリフロでポット取ってました。
しかしその後私が8倍にレイズしたところにリンプリレイズされてフォールド。
これが2回ありました。
そしてその直後にリンプ2人に1人がレイズして1人コール入ったところにスクイーズ3betするという、それまでしてなかったプレイを初めてしたところ、レイズにコールしたシャーク(私がビッグポット2つ取った相手)にリレイズオールインされてフォールド。
まぁハンドKJoだったので降りざるを得なかったんですが。
それを見たもうひとりのシャークにめっちゃ笑われました。
まぁ私がそのシャークの立場でも絶対笑うから別にその人むかつくとかそこまで思わないけど。
そのプレイ以降私はレイズがしにくくなりました。
ポストフロップでも私のブラフはほぼ全部失敗するし、相手にはブラフで降ろされるしでいいこと一つもなし。
さっきも言ったとおり、タイトでストレートフォワード=ブラフやフロートされやすい。
CBにレイズされることも多かったし、コールされて普通に負けることも多かった。
特にその日VPIP60~70くらいで相手のよるけどダブルバレル率100%近いルースアグレな中国シャーク(私が勝ててない方)から一度はポット取りたいと思ってたんですが一度も取れず。
こういう人って明らかにCBやダブルバレル打ちすぎなのでレイズすればポット取れそうなものですが、何人かがその人にレイズしてリレイズされて返り討ちに遭ってました。
それがブラフのときもあればガチハンドのときもあって、全然読めない。
ベットサイズデカイ上に2発、3発打ち切ってくることも多いからフロートもしにくく、対抗策がない。
あるとすればAAみたいな強いハンドでひたすらコールするぐらい。
だからその日1日その人とはなるべく戦わないようにしてました。
一度はあのダブルバレルにレイズかぶせてやろうとか思ってたんですが、結局最後まで何もできずに終了。
悔しかったです。
マニラの50/100は意外とレベルが高い
で、最終的な感想として、マニラの50/100は思ったよりレベルが高いことがわかりました。
あからさまなフィッシュは2~3割くらいで、テーブルに1人もフィッシュと感じる人がいないことも普通にある。
まぁ強い人にとってはフィッシュと感じる人もいると思いますが、2NLクラッシュ・5NL、負け組レベルの私にとってはそれくらいフィッシュが少なかったです。
確かにリンプは多いけどポストフロップはまとも、というかむしろ上手い人が多くて、ブラフやフロート、CBにレイズ、BMCBにレイズ、3betポットでターンベットにレイズとか、中国人シャークだけじゃなくて他の人にも結構やられました。
なので私のブラフは全然決まらず、相手にはブラフされて負け放題。
今日私が勝ったのは運がよかっただけで明日以降同じ相手と戦ったら普通に負けそうな気がします。
ってことで自信なくしました。
以上、マニラ初日のレポートでした。