2019年WSOP。
日本人ポーカープレーヤーが大活躍しましたね。
【WSOP】日本からの入賞者は本日全て終了。数々の新記録を達成しました。
Kazuki Ikeuchiさん
・単独賞金額、2019賞金総額、歴代賞金総額、全部門で日本1位Hiroki Nawaさん
・初参加でメインイベント25位入賞、日本新記録を樹立Ruiko Mamiyaさん
・日本女性初のファイナルテーブル進出 pic.twitter.com/bOLYpNKxWr— Poker ポーカー Now (@poker_ing) 2019年7月16日
- ひゃっほうさん(Millionaire Maker準優勝して賞金9000万=歴代日本人最高額)
- ひろきさん(Main event25位=日本人新記録)
- Mamiya Ruikoさん(Limit holdem 4位=日本人女性初のWSOPFT進出)
この日本人たちの活躍を見ていたタイミングでポーカーやりたい気持ちを我慢して仕事に打ち込んでた私は心の奥でポーカー熱が高まりまくってました。
そしてついに、2019年9月からポーカー専業生活をスタート。
というタイミングでまさかのこのWSOPで活躍した日本人ポーカープレーヤー3人のうち2人に会うことに成功しました。
これは幸先よすぎだろう。
私は運命信じる派なのでたぶんこれは私が将来WSOPで活躍できる暗示だと思う。
ってことでそのときのことを書きたいと思います。
Limit holdem 4位、女性初のWSOPFT進出者Mamiya Ruikoさん(みぃちゃん)の祝勝会でたまたま席が隣に
まずは女性初のWSOPファイナルテーブル進出者、みぃちゃんこと、Mamiya Ruikoさん。
会ったのは蔵前にある老舗アミューズ「コーナーポケット」で行われた祝勝イベント。
実は私が昔ポーカー覚えた場所がここでみぃちゃんはそのときディーラーをしてたので一応以前から面識はありました。
Twitterのニュースとかで顔見知りのみぃちゃんの活躍を見るとめっちゃポーカーのモチベーション上がるし、直接会ったらもっとモチベーション上がるだろーなーと思って会いに行くことに。
しかし60人くらいの参加者がいたので運よくみぃちゃんと同じテーブルになったりしない限りあまり話せないよなーと思ってました。(私超絶シャイなので)
で、最初の数時間はだいぶ離れたテーブルに座ってたので普通にプレイに集中。(Limit Holdemは以前少しだけプレイしたことあったけど久しぶりで面白かった)
そろそろブラインドがきつくなってきてみぃちゃんと話すことなく終わるかなと思ってたタイミングでテーブルブレイク。
私の移動先は・・・
みぃちゃんの隣!
5テーブル以上あって、各テーブル9人で特定の人と席が隣になる確率は約2/50=4%=2アウツ引くくらいの確率ですね。
トーナメント勝つより全然嬉しい。
で、みぃちゃんの隣の席に座ってプレイ。
ずっと前から聞きたかったことを聞きました。
実は私がみぃちゃんの祝勝会に来たのは2回目でみぃちゃんは少し前にもアジアの大会で3位になって賞金日本円で300万くらいゲットしてたんです。
そのときからひょっとしてみぃちゃんはもうディーラーやめてポーカープロになってるんじゃないかと疑ってました。
で、答えは今はやってなくて、ポーカー1本で生活してるとのこと。
(やっぱり!!)
ちなみに詳しく聞いたらみぃちゃんはトーナメント1本で生活してて、キャッシュはほとんどやらないし(キャッシュはつまんないから嫌いらしいw)、そのトーナメントもほとんど日本の大会で勝った賞金だけで行くらしい。
…すごすぎる。
日本のアミューズ行われるポーカートーナメントって相当強くて入賞率高くないと参加費に対する賞金のオッズが合わないから専業の人はほとんどやらないイメージなんですが、みぃちゃんは相当強いから大丈夫なんでしょうね。
実際この祝勝会トナメも参加者60人くらいいたし、みぃちゃんはトナメ中時々抜けて主催者としゃべったりしててそんなに集中できてなかっただろうに、普通に優勝してましたし( ゚Д゚)
さすが世界4位の実力者だなー。 https://t.co/0sZlP69J3M
— death (@iburein) 2019年8月25日
コナポケでポーカー覚えたときからみぃちゃんのことは強いなーと思って目標にしてたというかライバル視してたというか、まぁ意識してたんですよね。年齢も近かったし。
(みぃちゃんは当時ディーラーだったけどプレイヤーとしても結構遊んでたので)
だからみぃちゃんがポーカープロになってることを知った私はポーカーに対するモチベーションが10倍くらい上がりました。
早くプロになって追いつきたいと思います。
Millionaire Maker準優勝して15万を9000万にした男、ひゃっほうさんにタイミングよく会う
続いてまさか会えるとは思わなかったのがひゃっほうさん。
私はそれまでひゃっほうさんのTwitterをフォローはしてたけどそんなに頻繁にチェックまではしてなかったんですが、たまたまチェックしたタイミングで「ポーカーレンタルおじさん」なるものをやってることを知りました。
ということで、「レンタルポーカーおじさん」始めます。
6000円/1h
僕をゲストプレイヤーとして呼びたい、一緒にお茶したいみたいな、僕がゆるい感じで参加できるやつです。※料金は出張マッサージの相場(?)に合わせてみました
※なんならマッサージもします
※代金は寄付し証拠もアップします— ひゃっほう(池内一樹) (@cc_hyahhoo) 2019年8月29日
1時間6000円でポーカープロと1:1でお茶できるなら全然安い。
前からポーカープロクラスの人と1:1で会って色々話聞きたいなと思ってたしちょうどいい。
ってことでさっそくDMを送って会うことに。
カフェでお会いして主にポーカー上達のために知りたかったこととか海外カジノのポーカー事情とかを聞きまくりました。
海外のカジノのプレイヤーはめっちゃルースだそうです。
しかもリンプがめっちゃ多いらしい。
そしてブラフが少ない。
ルースでブラフ少なくてリンプ多いとかめっちゃフィッシュじゃん…。
まぁそんなに甘くはないにせよ、オンラインと比べるとだいぶレベル低いようですね。
で、ライブキャッシュではこういうタイプの相手から稼げばいいとのこと。
そのやり方はひゃっほうさんが監修したエド・ミラーのポーカースクール に書いてある通り。
あと私が一番聞きたかったのが一番稼げるプレイスタイル。
私がアミューズメントカジノに結構行った経験上、マニアックが一番稼げるんじゃないかと思って聞いてみました。
というのも私はこれまでプリフロ参加率100%近いのにいつもチップの山を築き上げてるマニアックなプレイスタイルで強い人を何人も見てたので。
マニアックは何持ってるかわかんなくて予測できないからブラフ上手い人にやられるとめっちゃ下ろされるし、ナッツとブラフを同じようにプレイするからバリュー取りやすいし、チップ集める能力が半端なく高いと思うんですよね。
しかしひゃっほうさんの答えは「さすがに100%は無理でしょ」とのこと。
そしてその場その場で相手に合わせて適切にプレイスタイルを変えれる人が一番稼げるんじゃないかとのこと。
ただフィッシュが多いときは多少レンジを広げた方が稼ぎやすいのはあるのと、人によっては確かにそういうときかなりハンドレンジ広げてめっちゃ稼ぐ人もいるとのこと。(じゅにあさんとか)
でもやはりプリフロ参加率がそこまで高いと弱いハンドをたくさんプレイせざるを得ないから判断が難しくなるし、普通は素直にGTOに近いプレイをする方が簡単だろうとのこと。
最終的にはそういうプレイスタイルを試すのもいいけどまずは素直なプレイをしっかりできるようになるのが先決だとアドバイスをいただきました。
ごもっともですね。
GTOから大きく外れたプレイでめっちゃ大きく稼ぐのは魅力的だけど、まずは基本(=GTO的なプレイ)に忠実なプレイを身に着けたいと思います。
そしていつかはマニアックなプレイスタイルも臨機応変にできるようになりたい。
で、問題は相手がこういうマニアックだったりルースだったりするときにどう対抗するか。
実は先日アミューズに行ったとき、私の左にプリフロップ参加率が100%に近い人が2人並んで座っててどうすりゃいいのこれって感じでかなり困ったんですよね。
もちろん2人共全然フィッシュではなく、ポストフロップめっちゃ上手い人です。
私はこれまでに何度もこういう状況経験してるのでアミューズでは結構あるあるだと思います。
で、ひゃっほうさんの回答。
相手がGTOから外れたときはそれに合わせてレンジを緩めていい。
ハンドレンジではこっちの方が有利なのは間違いないから普通に戦えば勝てるはず。
あとはポストフロップでブラフ頻度が高い相手に対抗するなら弱いハンドでタフコールしたりしなきゃいけないかもね。
あとはプリフロのレイズ額をでかくすることで相手が弱いハンドでポストフロップを戦いにくい状況に持ち込むとか。
という感じのことをおっしゃってました。
最近GTOの本読んでるからひゃっほうさんの言ってることがよくわかる^^
GTO的なブラフ頻度は普通はバリューの方が多いけど、こういう相手は明らかにバリューよりブラフ頻度の方が高い。
特に普通の人がブラフしたくなるような場面ではほぼ100%に近い確率でブラフ打つからそういう状況でボトムペアとかAハイとかでしっかりコールする勇気があれば勝てるんだろうと思います。
ちなみにもし参加率100%の人とのヘッズならAハイすらいりません。Jハイとかで十分。
62とか53とか95とかそういうのばっかプレイしててそういうハンドほどよくブラフしてるので。
ひゃっほうさんも言ってましたが、こういう相手には数字の低いスーコネよりハイカードの割合を増やすと戦いやすいと思います。
あとはセミブラフの打ち方。
実はホールデムマネージャーで自分の戦績データを分析したところ、スーコネの勝率がめっちゃ低かったんです。
原因はセミブラフができてないからだということはわかってました。
私がセミブラフをあまりしなかった理由は2NLのプレイヤーはトップペアのときはレイズしてもコールするイメージなのでセミブラフしてもうまく行かないだろうと思ってたからです。
で、2NLの話は抜きで考えると、セミブラフをしないとセットでレイズしたときにコールもらえないから普通に打った方がいいとのこと。
でもやはり相手が絶対コールするってわかってるなら打たない方がいいとのこと。
2NLだとポストフロップでルースにコールしすぎる人とタイトに降りすぎる人が両方それなりの割合でいるのでどっちがベストかわかりません。
でも最近はタイトな人の割合の方がだいぶ多くなってる気がするので今の2NLだったら打ってもいい気がします。
判断が微妙なのは相手が確実にAKなどの強いハンドを持ってそうなときで、こういうときに相手が2NLの標準的なプレイヤーだったらコールされることの方が多いので打たない、または打つ頻度を下げた方がベターかもしれません。
最後にどれくらいのレベルなら専業として食べていけるか?
これもめっちゃ聞きたかったことです。
しかしひゃっほうさんは最近オンラインポーカーをまったくやってないらしいので今のオンラインのレベルがわからないけどおそらく50NLか25NLくらいじゃないかとのこと。
で、海外カジノで2/5で勝てると時給3bb~10bbくらい出る=時給15$~30$くらい出るから生活できなくはない。
ただ海外の生活費は高いから時給の割に生活はきついかもとのこと。
確かに少し前にカナダの生活費調べたら東京の2倍くらいだったのできついかもしれないですね。
でも時給20$稼げるなら1日150~200$くらい稼げるから月収で言うと4500~6000$。(休みなしの場合)
生活費の高いカナダやアメリカでもこれくらいあれば生活できそうですね。
またひゃっほう掲示板の木原さんスレにオンラインとライブキャッシュのレベルについてだいぶ正確そうな答えが載ってたので載せておきます。
8126 : CashPlayer : 2018/05/13(日) 19:50:41 ID:NWIwMGZkZTN 0
私は25NLZOOMを10万ハンド打って、EV bb/100が3です。
この程度の実力のプレイヤーが海外のライブキャッシュゲームで時給を最大化しようとした場合、どのカジノのどのレートで打つのがよいですか?
またどれくらいの時給が見込めるか、大体でいいので教えて頂けますか?8127 : 名無しさん@ポーカー大好き : 2018/05/13(日) 20:56:01 ID:YTg4YmJjMWE 0
>>6549-65508128 : key : 2018/05/13(日) 21:31:54 ID:MTUzNjdmOWI 1
>>8126
強いですね。それくらいの強さだと、世界中のどこのカジノに行っても、5-10なら勝ち越せるでしょう。
一番時給が出るのは、>>8127さんが過去レスリンクを貼ってくれたように、コマースの5-10だと思います。WSOPの時期のラスベガスの5-10も有力です。
資金に余裕があるのなら、WSOPの時期のもうちょっと上のレートを試してみるのも悪くなさそうです。
8265 : 名無しさん@ポーカー大好き : 2018/08/13(月) 16:40:52 ID:ZmM4NDVhZWJ 0
キャッシュゲーム専業を目指しています。
参考になるか分かりませんが10.16.25NLzoom合計30万ハンドで2.4bb/100handです。
初のライブキャッシュに行こうと思っていて、今用意出来そうなお金は90万円くらいです。
このまま90万円を持ってまずは韓国へ行きレーキの高い1-2と状況次第で2-5を打つか、色々勉強しつつ+100万円ほど貯めてマカオへ行きレーキも韓国よりは良さそうな25-50HKDから打つか、この2つの選択肢で迷っています。
参考に、木原さんならどうするか聞かせて欲しいです。8266 : key : 2018/08/13(月) 21:21:53 ID:MGFlYTE2MjV 0
>>8264
韓国の1-2キャッシュゲームでしょうか。
自分ならそこそこ広く3ベットを返します。相手のレンジに十分なくらい勝ってるハンドでIPなら30bb、OOPなら40bbくらいに打ち返します。もちろん200bbを全部失うことも多いですが、取ることも多いです。飛んだら終わりのトーナメントと違って、キャッシュゲームは買い足せばいいだけなので、スタックによってプレッシャーをかけるとかかけられるとかは関係ないです。基本的にハイリスクハイリターンなのは間違いないですが、リターンのほうが当然可能性は高いです。>>8265
自分ならその金額から半分を持ってロスに行って5-5をプレーします。ただ、現状はまだ専業じゃないのでしょうから、そのBRのうち半分+経費を失ってもまた働けばよいし(学生ならバイトでしょうが)、増えたら専業目指して上のレートを攻めてみる、というのが自然です。なので、今すぐ2週間位で韓国でもマカオでもロスでも行ってみるのがいいんじゃないかなとは思います。
ただ、専業を目指す段階ならまだ良いですが、専業として今後やっていくにはそれでは全然スキルが足りないので、そこで勝ったとしても、さらにスキルアップを目指してオンラインで打つのは止めてはいけないと自分は思います。
8724 : 名無しさん@ポーカー大好き : 2019/08/04(日) 15:30:59 ID:YzNlNzdlMjR 1
自分は今年でオンラインポーカーを初めて6年目のプレイヤーで
ライブキャッシュゲーム専業への移行を考えています。
直近10万ハンド(内訳は50NLを8万ハンド、100NLを2万ハンド)でbb/100が5程度のプレイヤーです。この程度の強さのプレイヤーが時給を最大化させようとした場合、
どこのカジノのどのレートで打つのが適正でしょうか?
また世界の競技人口全体の上位何%程度に位置しているでしょうか?8725 : key : 2019/08/04(日) 17:58:14 ID:OWUyNzI3YTR 1
>>8724
bb/100って、レーク払った後で5ですか???最近だったらほぼ聞かない数字ですよ。普通は上にすぐ上がる数字ですし。
仮に直近1年で達成しているとすると、その数字を出せる人は、世界に1000人は絶対にいないです。2,300人いるかどうか。3億人中。
もし直近1年でのレーク払う前なら、納得です。それでも十分強く、世界で4桁台ですね。イメージは、3000位/3億人って感じで、10万分の1。
0.001%です。
いずれの場合も、大体どこで打っても勝ち越せますが、NLHEは上のレートが存在しない世界なので、WSOPなどのお祭り時期を除けば、結局ロス(コマースやバイセクルなど)の5/10より稼げる場所はないと思います。
木原さんのレスをまとめると
- 25NL 3bb/100の人はどこのカジノでも5/10$を勝ち越せるぐらい強い
- 10~25NLで2.4bb/100の人は専業を目指す段階ならいいけど専業でやっていくにはまだ弱い
- 50NL~100NLで5bb/100出る人は世界トップクラスだからどこで打っても大体勝てるくらい強い
来年海外行くまでの間に頑張って25NL勝ち組になりたいと思います。
最後にひゃっほうさんにサインもらっておきました。
そしてひゃっほうさん、私の質問一つ一つにしっかり考えて答えてくれてめっちゃ優しかったです。
あとコーヒー代はおごってくれました。
ひゃっほうさんありがとうございました(__)