ポーカーにハマってプロを目指したいなと思ったタイミングの人には学生もいれば社会人もいると思います。
いずれにせよ、プロを目指す上で避けて通れないのが働いて生活費を稼ぐこと。
さらにできれば、将来海外のカジノでポーカーができるよう貯金を貯めておきたいですよね。
ポーカープロを目指す人にとってもっとも現実的な選択肢は日本で会社員をやりながらプロを目指すこと。
今回はそんな感じで会社員やりながらポーカープロを目指す人におすすめの働き方を紹介します。
Contents
会社員やりながらポーカープロを目指す人に必要な要素
まずは会社員をやりながらポーカープロを目指す人が働き方を選ぶ上で重視すべき要素を紹介します。
1. 貯金が貯まるかどうか
まずは貯金が貯まる仕事かどうか。
ポーカー専業になれるかどうかは最終的に海外カジノで試し打ちしてみて稼げるかどうかで決まると思います。
センスある人はオンラインだけで高いレベルまで行けて、初カジノに行ったときにはすでにプロクラスになれてる、ってケースもあると思いますが、これができるのはセンスがある人だけかなーと思ってます。
Twitter界隈で有名なリリアンさんが代表例ですね。
医師として多忙な生活をしながら500NLまで行った天才です。
普通の人はオンラインまたは日本のアミューズである程度強くなったタイミングで海外カジノに挑戦してみて、専業としてやっていけそうか試す。
で、行けそうならそのまま専業になる。
難しそうなら一度帰国してオンラインで修行し直す、またはそのまま海外カジノで修行する、のどちらかになると思います。
ちなみに海外のライブカジノとオンラインではテーブルの状況がまったく違いますし、オンライン全然やってないのにめっちゃ稼いでるライブキャッシュのプロも結構います。
2NLしかやってない人が海外カジノ行ったら専業になれた例もありますし、2019年のWSOPのLimit holdemで4位になったMamiya Ruikoさんもオンラインは全然やらないって言ってたし、
他にもオンラインはまったくやってないと言ってるプロは結構いた気がします。
それにそもそも中国とかオーストラリアとか、アメリカの多くの州とか、オンラインポーカーが禁止されてる国にもポーカープロはたくさんいます。
つまりポーカープロになる上でオンラインで勝つことは必ずしもマストではないです。
まぁオンライン強い人でライブ弱い人はほぼいないと思いますし、オンラインで強くなってからライブに行く方が間違いなく正攻法だとは思いますけど。
センスのある人ならライブだけでも十分強くなれるし、オンラインである程度のレベルまで行ったらあとはライブに専念する、というのも悪くない選択肢ではないかなと思います。
しかし、海外のライブカジノで専業目指してポーカー修行する上で問題になるのはお金。
海外生活にはお金がかかります。
なので会社員やりながらオンラインや国内のアミューズでポーカー修行しつつも、しっかり貯金が増えていくような働き方が理想ですね。
2. ポーカーできる環境かどうか
次にポーカーができる環境かどうか。
これもめっちゃ大事ですね。
仕事が忙しすぎてポーカーできなかったら意味ありません。
できるだけ残業が少なくて労働時間短い会社が理想です。
あとはポーカーのスキルを上げる上で、オンラインポーカーしかしないのであれば場所や時間は関係ないです。
しかしアミューズメントカジノに行きたいのであれば関係あります。
アミューズメントカジノとオンラインポーカーだったらポーカーのスキルアップ的にも、経済的にもオンラインポーカーの方が間違いなくいいと思います。
ただアミューズメントカジノでのライブポーカーも意外と馬鹿にできません。
なぜなら、日本のアミューズにも結構強い人がたくさんいるからです。
プロもたまに見かけますし、プロではないけど普通にプロとして食べていけるぐらい強い人も結構います。
そういう人のプレイを見て学ぶことはいい刺激になりますし、質問して教えてもらえたりするかもしれません。
あとはセンスのある人は強い人のプレイを見てそこから技を盗む能力が高いのでライブポーカーがオンラインポーカー以上にスキルアップに役立つこともあると思います。
またオンラインポーカーのデメリットとして、相手の顔が見えないからつまらないこと、多面打ちで長時間やったりすると飽きやすいことがあります。
なので特にセンスのある人や飽きっぽい人はオンラインだけでなく、アミューズメントカジノでライブポーカーを時々やるのもかなりおすすめです。
で、もしアミューズメントカジノに行くのであれば場所は東京がベストですし、平日夜、または土日休みの仕事がベストです。
あとは大阪とか名古屋とかにもそこそこありますが、東京と比べたら全然少ないですね。
まぁ強い人がいるなら数は関係ないですが…。
つまり、ポーカープロを目指したい人が働く環境としては
- 貯金が貯まること
- ポーカーできる環境
の両方を満たしてる場所がベストってことですね。
これを踏まえて、おすすめの働き方を5つ紹介します!
ポーカープロ目指す人におすすめの働き方
1. 東京で大企業の派遣社員及び残業なしで待遇いい会社全般
- 向いてる人:誰でも
- 貯金できる度:○
- ポーカーできる度:◎
一番万人向けの働き方がコレ。
東京で残業なくて給与がそこそこいい会社で働く。
そうすれば自由時間が平日で5時間、休日10時間ずつくらい確保できるので
(5 x 5 + 10 x 2 ) x 4 = 180
つまり、1ヶ月当たり最大180時間くらいの自由時間を確保できます。(睡眠時間によってはもっと)
ポーカー修行するには十分過ぎるくらいの時間ですね^^
そして東京ならアミューズメントカジノがたくさんあるので、オンラインポーカーに飽きたり、刺激が欲しくなったらすぐ行けます。
ちなみに東京の各アミューズメントカジノのスケジュールはこのサイトで大体調べられます。
しかしそんな都合のいい仕事あるのか、って話ですが、あります!
その代表例が大企業の派遣社員。
私もやってたんですが、マジで待遇いいです。
- 時給1800円(月収28~30万=手取り25万くらい)
- 残業ゼロ
- 週休完全2日制
- 有給はほぼ揉めることなく取れる(勤務開始半年後から1年ごとに10日ずつ発生)
- 年2回8~10連休くらいの長期休暇がある
- フレックス制(出勤時間を自分で選べる)
- 社会保険完備
- 冷暖房完備
- コーヒー、お茶、お菓子無料
- 仕事めっちゃ楽
一緒に働いてた人を見る限り、学歴・年齢関係なし(20代~50代までいた)、スキルも関係なしで誰でもできる簡単な仕事です。
それでこの待遇はヤバいと思いますが、そもそも東京の派遣社員の仕事を探すと時給1500円くらいは普通です。
正社員だと初任給は低いことが多いですが、派遣は昇給があまりない代わりに最初からそれなりに高い給与をもらえます。
そして派遣社員は基本的に残業がありません。
私の会社は大企業だったこともあって、サービス残業も含めて2年間で一度も残業はありませんでした。
それもフレックス制だったこともあり、いつも会社に来てからちょうど9時間後(お昼休憩1時間)きっかりに帰れました(9:50にきたら18:50ちょうどに退社)。
そんな派遣社員の欠点は仕事がなくなるとすぐにクビを切られることですが、私は大企業だったこともあってか、2年働いててそういうことは一度もなかったです。
ポーカープロを目指す人ならプロになれるまでの短期間だけ働ければいいので派遣の欠点は気にならないでしょう。
夢を追いかける人はフリーターになりたがる傾向にあり、実は私もフリーターやってた時期があるんですが、派遣社員になって考えが完全に変わりました。
フリーターより派遣社員の方が全然自由だし、貯金も貯まるので夢があるならフリーターより派遣社員の方が断然おすすめです。
もちろん派遣社員に限らず、残業がなくて待遇がそれなりにいいのであれば正社員でも契約社員でもなんでもいいですけどね。
夢のためにフリーターになりたい?なら派遣社員の方が数倍いいよ。
2. 田舎や実家で生活費抑えつつ残業少ない会社で緩く働く
- 向いてる人:ストイックな人&東京に住むのが嫌な人&とにかく貯金貯めて早く海外行きたい人
- 貯金できる度:◎
- ポーカーできる度:△
次におすすめの働き方がコレ。
田舎や実家に住んで生活費を出来る限り抑えて働くことで貯金を最速で貯めてできるだけ早く海外に行く、というのがこのプランです。
特にワーホリや留学などを利用して長期で海外に行きたいと思ってる人にはいい選択肢だと思います。
あとはオンラインポーカーに専念したい人。
ライブポーカーはオンラインとは違う意味でポーカーのスキルアップに役立つことはあるんですが、オンラインと比べて効率はよくないです。
時間当たりにこなせるハンド数が全然違うし、プレイヤーのレベルも全然違うし。
しかしライブポーカーの方が楽しいので、オンラインの方がスキルアップにはいいとわかっててついついライブポーカーをやりたくなってしまう、という問題があります。
本気でポーカーを極めたい人はできるだけオンラインに集中した方がいい結果が得られる可能性が高いと思います。
で、ライブポーカーをやる誘惑をなくすためにあえてアミューズメントカジノのない田舎に住むのもありですね。
実は私が実家に帰ろうと思った理由の一つもコレです笑
ただし、田舎の会社員は待遇があまりよくないので、たとえ実家に住んで生活費を極限まで抑えたとしても、東京で働く場合と比べて貯金できる度はそんなに変わらないかもしれません。
あとは田舎の方が昔ながらの風習が残ってて残業やサービス残業が多い会社が多い傾向があるので、残業ない仕事があるかどうかという意味では東京に軍配が上がります。
また東京と田舎では求人の数がけた違いなので仕事の探しやすさも東京の方が上ですね。
あとは強いて言うなら東京の方が全体的な物価が高いし、遊びの誘惑が強い分お金を使ってしまいやすいので、特に誘惑に弱い人は田舎の方が貯金を貯めやすいでしょう。
ちなみに私は東京の中でもだいぶ家賃低めのアパートに住んでましたが、家賃48000円+共益費5000円=実質53000円。
ここにネット代、携帯代、水道光熱費、食費等で生活費は10万は確実に超えちゃう感じでしたね。
東京で一人暮らしの場合最大限節約したとしても10万は超えてしまう人がほとんどだと思います。(シェアハウスとか超オンボロアパートに住むとかでない限り)
一応私は田舎の小さな会社で新卒で働いたことがあるんですが、そこの給与はちょうど20万くらい=手取り18万くらいだったので、
- 東京:手取り25万-生活費(10~15万くらい)10~15万くらい貯金できる
- 田舎:手取り18万-生活費(実家なら0。一人暮らしなら5~8万くらい)10~18万くらい貯金できる
という感じで、貯金できる金額はそんなには変わらなかったですね。(あくまで私個人の例ですが)
ってことで東京住みたくない人とか、オンラインに集中したい人、誘惑に弱い人、貯金貯めることを重視したい人は地元や田舎で働く、という選択肢を考えるといいと思います。
会社員以外の働き方もあります
ここに書いたのは会社員という働き方の中での選択肢です。
もちろん会社員以外の働き方もあります。
会社員以外の働き方については別記事に書いたので参考にしてください。