どうも。deathです。
今日でマニラポーカー3日目ですが、前日に引き続きオカダマニラに行ってきました。
今日はオカダマニラでペッパーランチを食べました。
日本で食べたことなかったけど普通においしい。
Contents
マニラポーカー3日目の戦績
レート | 50/100₱ オカダマニラ |
---|---|
プレイ時間 | 14時間 |
収支 | -14400₱(=-31,318円) |
時給 | -1029円(=-2,238円) |
負けすぎやべー。
トナメシーズンにはフィッシュが集まってテーブルが美味しくなると思ったら違った
オカダマニラでは今日からWPTが始まります。
色んな人のブログなどでトナメシーズンはフィッシュが集まるのでキャッシュが美味しいと聞いてたので期待してました。
しかしその期待はすぐに裏切られることになりました。
今日最初に案内されたテーブルがシャークだらけのテーブルだったからです。
- シャーク1:大ホラ吹きの大柄なアジア人
- シャーク2:タイトプレイヤーをカモにする超アグレッシブなアジア人
- シャーク3:明らかに専業っぽい日本人
やばい。今日シャーク多すぎ。トナメシーズンにフィッシュが多いのはベガスだけか。
— death (@iburein) 2020年2月6日
そしてシャークではないけどオーバーベットめっちゃ打つしブラフも打てる韓国人が1人。
まぁ私からするとこの人も十分シャークですけどね。
あとはシャークではないけどたぶん私よりレベル高い日本人3人でフィッシュ、というか私より弱い人がいない。
テーブルついてすぐにシャーク1がやったプレイには驚かされました。
シャーク1が韓国人のオーバベットをコールしたあと、ターンにフラッシュ完成カードが落ちたあとにさらにオーバーベットを打たれて、大声で
「Oh no! One more diamond!」
と叫びながらコールしました。
私はこのときはこの人ドフィッシュかと思いました。
「You’re giving too much information」
って教えてあげたくなりましたw
そしてリバーはブランク。
テーブルの誰もが韓国人の勝ちだと思ってる中、韓国人がリバーでポットの8割くらいをベット。
それをシャーク1がコールしたときはたぶんみんな
「こいつフィッシュだ…。」
と思ってたと思います。
で、韓国人がKハイフラッシュをショウ。
誰もが韓国人の勝ちかと思いきや、シャーク1は
「No good sir!」
と言いながらAハイフラッシュをショウして150bbくらいのビッグポット獲得。
テーブルの全員が呆然となりました。
ポーカーテーブルでこんなに堂々と嘘付く人始めて見た…。
こういうプレイができる人は当然ブラフもできるのでまぁ鉄強でしょうね。
シャーク2とは昨日同卓したんですが、めちゃめちゃルースアグレでVPIP50超えてるくらいなのにガンガンブラフでポット取っててこの人がテーブルにいたら絶対テーブル移動したくなるような相手です。
そしてこの人がシャーク1とシャーク同士の会話をしてるのを盗み聞きしたんですが、彼にとってはタイトなプレイヤーが絶好のカモらしく、元々彼は別テーブルにいたけどテーブル移動希望してこちらに来ました。
最初それ思いっきり私狙いじゃん!って思ったんですが、このテーブルは日本人が5人いて、日本人=タイトなイメージだからってことですねたぶん。
私はこの人がこっちのテーブルに来た瞬間即受付行ってテーブル移動の希望出しましたw
そしてシャーク3人目は明らかに専業オーラが漂ってる鬼強そうな日本人。
昨日その人が100/200打ってるの見てたので普段ハイレートでプレイしてる鉄強だけど卓が立ってないから50/100で暇つぶししにきた感じでしょう。
この人はタイトアグレだったので他2人と比べるとまだ戦いづらいわけではないけど基本スペックが相当高いなと感じました。
テーブル移動の希望がなかなか通らずシャークが多いテーブルで2回飛んで一気に22,000₱失う
で、私はテーブル移動の希望を出してたんですが、そもそもその時間帯は50/100の卓が2つしかないのでテーブル移動を希望してもなかなか通らない。
空席が出たとしても新規優先なのかなかなか移動できず結局希望出してから1時間半ぐらいそのままの席で打つことになりました。
主なビッグポット失ったハンドが
98>AA(-8500₱)
私:UTGから9♡8♡でレイズ300
BTN:コール
BB(シャーク3):3bet1500
私:コール
BTN:フォールド
フロップ:T♡9♢6♠(3350)
シャーク3:ベット1500
私:コール(バックスタック5500くらい)
ターン:Q♣(6350)
シャーク3:オールイン
私:コール
リバー:6♣
シャーク3:show AA
ターン降りるか迷ったけどペア+ダブルガットでアウツ13枚あるしコールすべきだと思ってコール。
引けなかったのは仕方ない。
しかしあとから考えたらポットベットの必要勝率は33%でポットより若干小さいから必要勝率31%くらいでアウツ13枚だと勝率26%程度だからインプラインドオッズがないこの場面ではフォールドでよかったですね。
AK<AQ(-7000₱)
BTN:レイズ350
SB(シャーク3):3bet1500
私:BBからAKでオールイン5500
BTN:フォールド
シャーク3:コール
シャーク3 show AQ
フロップにQ落ちてK落ちず負け。
ただでさえスキルで負けてるのに運でも負けました。
あとはKK持ちのときにシャーク2と当たってフロップローボードでCB打ってレイズされて「よっしゃ!」と思ったらターンにA落ちて大きくベットされて逆転、もしくはフロップから負けてたと悟ってフォールド。
KK2回目来たときは私のレイズにBBだけがコールしてCBに降りて終了で稼げず。
そんな感じで負けまくりました。
ただでさえスキル差めっちゃあって負けてるのに運でも負けるとかやめて欲しいっすね。
テーブル移動後もしばらく下振れが続いて負けが3万₱に膨らむ
2時間後くらいにテーブル移動希望リストから私の名前が消えてることに気づいてディレクターに聞いたら
「I called you 3times!」
って言われて、「え?全然聞こえなかった!」ってなりました。
で、さっきのテーブルで2回目のオールインで飛んだときにリバイせずにシートアウトしたのでテーブル移動じゃなくて新規扱いで再登録。
その後トイレに行ってるときに名前を呼ばれたらしく、戻ったらまた「I called you 3times!」って怒られましたw
で、すぐにテーブル空いたからって名前呼ばれてココって指さされたテーブルがさっきのシャークだらけのテーブルだったので全力で「NO!」ってジェスチャーで伝えましたw
マジあのテーブルだけは勘弁してww
たぶんあそこでプレイ続けたら全財産失うから。
しかしちょうど別のテーブルにも空きができたのでそっちに移動でき、ほっとしました。
でもこのテーブルはこのテーブルで左隣の大柄な欧米人がビッグスタック持ってて、さらにもう一つ左のフィリピン人もまぁまぁ上手いプレイヤーだったのであまりいい席ではなかったです。
でもさっきのシャークだらけのテーブルと比べたら全然マシなので我慢。
プレイしててやはり私の左の2人がテーブルで一番強く、特に大柄な欧米人は結構ブラフするしフロートもするのでやりにくいと感じました。
一度JJ持ちのときに私UTGレイズにUTG+1の欧米人コール、COコールで3way。
QハイボードでCB打って欧米人コール、ターンチェックでリバー相手TT-88のポケットと読んでちょっと大きめのシンバリュー打ったらKQにコールされて死にました^^;
チェックして打たれるとブラフかバリューかわからなくなるし打ったほうが良いかなと思ったんですが、打つなら小さくてよかったなと反省。
その後しばらくして何人か退席して空席ができたので私はそのテーブルで上手い欧米人とフィリピン人の左に移動。
そして空席には明らかにレクっぽいおばさん2人がきてラッキー。
しかもそれからすぐに欧米人とフィリピン人が抜けてそこに新たにきたのもレクっぽい女性2人きて激アツ。
さらに昨日同卓したレクのおじいちゃんも来てめちゃめちゃヌルいテーブルになりました^^
たぶんこの日オカダマニラに立ってた50/100で一番ヌルいテーブルになったと思います。
これならさすがの私でも勝てるぞと思ってたんですが、そもそも今日は最初からずーーーっと下振れててハンドが入らずなかなか勝てない。
レクのおばちゃんのうちの1人が爆ヅキして勝ちまくってました。
4人女で1人おじいちゃんでたぶん一番ぬるいテーブルに座ってるけどハンドがまったく入らない。
— death (@iburein) 2020年2月6日
その後しばらくして私の左隣に強そうな欧米人が座って「まじかー」ってなったんですが、この人はそこまでルースアグレではなくタイトアグレスタイルでそこまでやりづらくはなかったのでまだマシ。
とにかくそのテーブルで強いのはその欧米人だけなのでそこだけ警戒して他から取る感じですね。
9時間プレイして始めてできたツーペアをブラフで降ろされて泣いた
この日の私の下振れはひどく、トップペアすらなかなかできず、ツーペア+なんて一度もできませんでした。
そんな中プレイを続けて9時間後、やっとツーペアができました。
しかも私UTGから76sでオープンして6人ついてきて結構ポットサイズ大きいし、ハンドの強さ隠せるしめちゃめちゃおいしい激アツなシチューションです。
フロップ:7♠6♣3♡(1800)
私:ベット750
欧米人:コール
レクの女性:コール
ターン:4♡(4050)
私:チェック
欧米人:ベット1000
レクの女性:コール
私:コール
リバー:Q♠(7050)
私:チェック
欧米人:ベット2800
レクの女性:フォールド
私:フォールド
欧米人:Show KhJh
レクの女性「Oh my god! I had 7!」
私(…9時間プレイしてやっとできた初めてのツーペアがぁああああああああああああああああああああああああああああああこいつ絶対殺す!!!!)
9時間プレイして初めてできたツーペアをブラフで降ろされて泣いてる
— death (@iburein) 2020年2月6日
ターンの時点で欧米人が5を持ってると完全に思い込んでてリバーはイージーフォールドだと思ってしまった。
しかしその欧米人はそれまで何度かブラフしてたし、ブラフの可能性を考えるべきでした。
欧米人目線で見ると、レクの女性は強ければレイズするのでワンペアしかないことはわかりやすいし、私もターンチェックしてるのでかなりブラフしやすい状況でした。
そもそもその欧米人はUTGレイズにコールしてるので5はめちゃめちゃ薄いし、77と66ブロックしてるしQQは3betしてないからなくてセットのコンボも相当少ない。
欧米人に多そうなハンドは88-JJかツーオーバーフラドロ滑りぐらいで普通に勝ってたし、ちゃんと考えればコールできた。
マジでこのハンド悔しすぎました。
欧米人から取り返そうとするもナッツできたときにほとんどフォールドされてしまう
その後欧米人と何度かやりあって何度かナッツできて「よっしゃ!これでツーペアの恨み晴らしてやる!」って思ったんですが、1回もまともにコールもらえず。
どうやらこの欧米人、フォールドもめちゃめちゃ上手いです。
一度QJs持ちで欧米人の3betにコール、フロップがAK3でハーフベットにコール、ターンがTでストレート完成するというめっちゃおいしい展開だったんですが、ターンベットされてレイズしたら普通に降りられちゃいました。
ジャストコールに留めておけばと死ぬほど反省しました。
その欧米人はさすがにAKではないと思ったんですが、KをショウしたのでAKかKQは持ってたぽい。
どちらだとしてもこのボードで普通降りるか?って思いますがそれまでのプレイで欧米人は私がフラドロとかでブラフレイズとかしないことはわかってたのでイージーフォールドできたのでしょう。
(後日その欧米人と同卓してツーペアでも普通にスナップフォールドしてたのでAKだった可能性も全然ある)
欧米人のバリューのとり方がえげつなく上手い
そしてこの欧米人の一番の得意技がバックドア引いてリバービッグベットでマックスバリュー取るプレイ。
この日3回同じプレイ見ましたが3回ともビッグポット取ってました。
うち一つは相手スロープレイしたKKのセットかつ、その相手と欧米人は15分前くらいにハンドをショウするしないで揉めててKK持ちの人がその欧米人にだいぶイラついてたので降りれなかったのでしょう。
しかもそのKK持ちの人は250bb超えのビッグスタック持ってて欧米人も250bbくらい持っててオールインまで行ったので250bb勝ち。
25000ペソ=日本円で6万円以上の大勝ちです。
横で見てて死ぬほど羨ましかった。
私のツーペアブラフで降ろした欧米人から学んだプレイ絶対身につける!
で、この日最終的にはストレートでレクの女性1人食って後半AAのAハイフラッシュでさっきの欧米人との大負けでティルトした相手の残りスタック食ってそこそこ負けを取り戻し、3万ペソ負けから14400ペソ負けまで取り戻せたのでまぁよくはないけどそこまでは悪くない結果に終わりました。
でも収穫はたぶんめちゃめちゃ大きいと思います。
あの欧米人にされたプレイ。
あれって強い人は結構やってるんですよね。
ドロー滑りをブラフに変える。
それもドローの時点でナッツ持ってるときと同じようにプレイしてるから相手にとってはかなりコールしづらい。
ドローとセットを同じようにプレイしたらめちゃめちゃ強いです。
一応私も多少はGTOを学んでるのでナッツとドローを同じようにプレイするべきなことは知ってたけど実戦で使えてなかった。
でも今日めちゃめちゃいいお手本を見てなおかつそのプレイの威力を身をもって体感したのでたぶん明日から使えるはず。っていうか絶対使う!
そしてバックドア引いてのバリューベット。
普通にフラッシュ引いても警戒されてなかなか稼げないけどバックドアはめっちゃ稼げることを目の前で見て思い知りました。
そして今日のプレイで私は降りたハンドがナッツになることがめちゃめちゃ多く、何度も降りたことを後悔しました。
一番後悔したハンドがこれ。
UTG:リンプ
私:MPで9♢6♢でリンプ
欧米人:COでリンプ
SB,BBコール
フロップ:8♣4♢2♡(500)
全員チェックに欧米人:ベット500
SB:コール
私:フォールド
ターン:5♢(1500)
SB:チェック
欧米人:ベット1000
SB:レイズ2400(バックスタック3000)
欧米人コール
リバー:3♠(6300)
SB:オールイン3000
欧米人:コール
SB:show 54
欧米人:show 52
コールしてたらストレートで12000ペソゲットしてました。
まぁターンのSBのレイズにガットフラドロで踏ん張ってコールできたかは微妙ですが。
9d6dは8c4d2hで一見ボードと絡んでないようでストレートとフラッシュのダブルバックドアがあります。
こういうのはめったに引けないとしても引けたときのインプラインドオッズを考えるとかなりコールが正当化されると思います。
それに引けなかったら引けなかったであの欧米人が私のツーペア降ろしたみたいにブラフで降ろしちゃえばいいわけで。
って考えるとこういうダブルバックドアみたいなハンドはめちゃめちゃコールする価値があるなと思いました。
ってことでこれからこの欧米人にプレイを見習ってバックドアポテンシャルのあるハンドをなるべくプレイして、引けなかったときはチャンスがあればブラフするっていうプレイを自分のポーカーに取り入れたいと思います。
あの欧米人ムカつくけどフェアプレー精神があって結構良い奴だったし、結果的にいいことが学べたので会えてよかったと思う。
今後同卓したら絶対殺すけど。