「ザ メンタルゲーム」を読んでメンタル最強のポーカープレイヤー目指します

どうも。deathです。

最近スノトレばかりやってたんですが、タイトル通り「ザ メンタルゲーム」を読んで少し方向性を変えることにしたのでその詳細を伝えます。

要点を一言で言うとメンタル最強のポーカープレイヤーを目指すってことですw
 

今までポーカーでのメンタルの重要性を少し舐めてました。

「ザ メンタルゲーム」の中に出てくるクライアントの例ではメンタルゲームの著者「ジャレッド」によるメンタルコーチングにより成績が3bb/100から12bb/100に上がった人もいるぐらい(しかもハイレート100万ハンド以上で)、劇的な変化が起きることもあります。


ザ メンタル ゲーム ──ポーカーで必要なアクション、思考、感情を認識するためのスキル (カジノブックシリーズ)

ザ メンタル ゲーム

メンタル強化する理由

私がメンタルを強化したくなった理由は「ザ メンタルゲーム」の影響ですが、実はこの本はすでに一度読んでて、そのときはさらっと読み流してしまってたんですね^^;

全然この本のポテンシャルを活かせてませんでした。

元々私は自分をティルトしないタイプだと思ってて、あまりこの本の必要性を感じずに一応読んでおこうぐらいの気持ちで読んだのでw

読み返してみてかなりもったいないことをしていたことに気づきました。
 

もう一度じっくり読んでみてわかりましたが、実はこの本はティルトするかしないかに関係なく、すべてのポーカープレイヤーにほぼ必ず役に立つ本です。
 

ってことで「ザ メンタルゲーム」を読んでわかったポーカープレイヤーがメンタルを強化すべき理由を説明します。

1. Cゲームの改善による成長速度アップ

ポーカープレイヤーはティルトまでは行かなくても、誰でもBゲーム、Cゲームの状態でプレイすることがあります。

一応用語知らない人向けに説明しておくと

  • Aゲーム…ベストな状態
  • Bゲーム…ベストではないけどまぁまぁな状態
  • Cゲーム…調子の悪い状態
  • ティルト…最悪の状態

って感じです。
 

Cゲームはティルトまでは行かないけど調子悪めで集中力が落ちてミスが出やすくなってたり、ティルトしやすくなってる状態ですね。
 

人間誰でも集中力がずっと続くわけじゃないので常にAゲームをプレイし続けられる人はいません。

特にティルトとかしなくても長時間プレイすることによる疲労によってCゲームをプレイせざるを得なくなることはよくあります。
 

そして私がこの本を読んでメンタル改善に本気で取り組もうと思った一番大きな理由はCゲームのときに思考停止することで成長速度が遅くなってしまうこと。
 

ポーカープレイヤーが新しい技術を身に着けるためには意識して、ここをこうしようみたいに考えてないと無理です。

最初は考えてプレイしていくうちに、それが自然と無意識にもできるようなっていくことで初めてスキルが身につきます。
 

しかしCゲームをプレイ中は思考停止してしまったり、プレイに集中できてないために、意識しないとできないプレイがなかなかできなくなります。

それにより、無意識でもできるすでに身についてるプレイしかできなくなる。

だからCゲームをプレイ中は新しいスキルの習得ができない(=成長できない)、というわけです。
 

そしてCゲームをプレイ中はミスが出やすくなります。

そのミスがティルトを引き起こすことでバンクロールにダメージを与えることもよくありますし、ミスしないように意識すれば新しいスキルを身につけることに集中できません。

だからCゲームのときにやりがちなミスを改善することは新しいスキルを身につけるよりも先にやるべきことです。

2. プレイ時間を増やしてレートアップを早める

そしてもう一つ。

ザ メンタル ゲーム」の続編「ザ メンタル ゲーム2」の方に「限界的練習」というコンセプトが書いてあったんですが、これは要するにぬるい状況で練習するより厳しい状況で練習する方が練習効果が高い。

つまり、2NLをずっとプレイし続けるより早くレート上げてなるべくきつい状況に身をおいた方が上達が速いってことですね。
 

お金がかかってないし相手がロボットのスノトレは2NLよりもさらにぬるい状況なのでこのコンセプトで言うと練習の効果が一番出にくい。

まぁ練習なのでしょうがないですが、同じ時間やるならスノトレや2NLより25NLとか50NLとかをやった方が上達が速く、練習の効率がいいってことなので、なるべく早くレートを上げたいところです。

そのためにはスノトレばかりやってないでプレイ時間を増やす必要がありますね。


ザ メンタル ゲーム 2 最良の状態ゾーンを意のままに操る (カジノブックシリーズ Vol.21)

3. 長所を伸ばす

最後に長所を伸ばすこと。

あまりティルトしない方と書いた通り私はメンタルの強さはそこそこ自信があります。
 

実は私は中学時代卓球部でイップスという病気に悩まされて地獄を味わいました。

イップスは運動障害の一種で元々ゴルフ用語。

詳しくは「ウィキペディア イップス」参照

ゴルファーに多いそうですが、イップスになると体が言うことを聞かなくなって神経がおかしくなるくらいのレベルで普段どおりの動きができなくなります。
 

おかげで私は一度はベスト4になったことや、第一シードを倒す大金星を上げたこともあり、地元では結構強い奴認定されてたんですが、イップスを発症してからは全試合1回戦負けしました。

イップス発症中は相手が初心者でも普通に負けるので笑
 

当時はイップスという言葉なんて誰も知らないから誰からも理解されず、強かったのに急に弱くなったからみんなから馬鹿にされ、うつ病にもなりました。

第一シードを倒したことで有名になってたので、同じ学校の人だけでなく、他校の人からまで馬鹿にされましたからね。
 

ちなみに「ザ メンタルゲーム」の著者もゴルファーですね。

イップスの多いゴルファーにはメンタルコーチの需要が大きいのでしょう。

卓球では自分以外にイップスになる人見たことないので発症率相当低いと思うけどゴルファーは2~3人に1人が経験するくらい多いらしいです。
 

で、私は卓球部時代イップスは克服できなかったんですが、高校で弓道部に入ってからはプレッシャーに強くなり、小さな市民大会ではありますが、中学から弓道やってる人が何人も参加してる中で優勝しました。
 

スキルが重要なスポーツでも多少の実力差を覆してしまうぐらい、メンタルの強さは重要です。

ポーカーも同じで、実力が同じ程度ならメンタル強い方が勝つ、というか、ウィンレートに結構な差が出ると思います。

冒頭で言った3bb/100から12bb/100になった人がいい例ですね。
 

で、私は学生時代の経験もあり、メンタルの強さには自信があるわけですが、それをポーカーに活かせてるかというと微妙なところです。

ストレス耐性は高いのでティルトはしにくいけど、ティルトしてなくても下振れ中にプレイがぶれてることは結構あります。

またこれもティルトの一種らしいですが、勝ってる時に少しルースになったりブラフを増やしてしまったりもします。
 

下振れても、上振れても同じプレイができればいいんですが、これは本来私が弓道で学んだ平常心があればできるはずです。

しかしできてないので、「ザ メンタルゲーム」を読んで実践して改善したいと思います。
 

まぁ要するにこれまでの卓球や弓道の経験でメンタルの重要性はよーく知ってるし、メンタルの扱い方も多少は覚えてるはず。

だから少し鍛えればいい感じにメンタルを機能させられてメンタルの強さを私のポーカーの強みにできるんじゃないかなーと思ってます。
 

で、これらの理由を踏まえて方向性を変えたいと思います。

今後の方向性:スノトレの時間を減らしてCゲームの改善とレートアップを目標にプレイ時間を増やす

ってことで今後の方向性として、スノトレをやめるわけではないですが、スノトレの時間を大きく減らして、プレイ時間を増やし、Cゲームの改善を第一目標にしたいと思います。
 

一応私がCゲームのときにやりがちなミスとして今のところわかってるのは

  • ブラフキャッチをしすぎる
  • ブラフをしすぎる(特に3betポットやポットが大きいとき)
  • 糞コールが増える

など
 

これらは実際結構な損失になってる気がするので改善したらウィンレートもよくなりそうです。

Cゲームを改善に取り組みながらプレイ時間を増やせばレート上げれるのは時間の問題かなと思ってます。(たぶん)
 

レートアップはバンクロールが上のレートの25バイイン分欲しいので5NLに行く前に125$貯めたいところ。

今60$しかないのでまだまだです。

入金してしまうのも手だけど、2NLはちゃんとクラッシュしたいので今の所しないで頑張る予定です。

あと公には言ってないけど一応バンクロールチャレンジしてて一度の破産せずに10$→60$には増やせたので、このまま入金せずに10$→100$を達成したいのが本音ですねw
 

ってことで頑張ります。